めめの妹６ (ページ2)

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＊ディナーページ2

ー渡辺翔太ー

宮舘「翔太、何時？」

リビングに降りて開口一番、宮舘にそう聞かれる。

今日はAとの、お出かけ企画。

渡辺「あー、俺7時半に帰るからスキンケアしてから…」

宮舘「じゃあ8時だね。えっと、コースでしょ？俺達は9時半に行くから」

以心伝心で、そんな会話をして俺は仕事に向かった。

ー7時半ー

お疲れ様でした。ありがとうございました。

なんて、声をかけ急いでマネージャーの車で帰宅。

宮舘「おかえり。8時半でいいよ。俺たち10時に行くようにするから」

なぜ宮舘は、言いたいこと分かるんだ…
なんて思いつつ、全顔をしてパックをして私服からいつもとは違う感じの服に着替える。

パックをしたままリビングに行けば1箇所に集まり携帯で連写をするメンバー。

そっちの方に向かえば

渡辺「うわっ、めっちゃ可愛いやんっ」

黒のワンピースに編み込み、少し大きめのジャケットを着たAがいた。

思わず関西弁になる。

佐久間「翔太送ってくよー」

阿部「いや、俺送るよ？」

向井「いやいやいや、俺用事あるから送るで」

目黒「いや、妹が心配だから俺が送る」

岩本「あ、俺全然送れるから俺送る」

…えっと？

渡辺「いや、もうさっきタクシー呼んだから行ってくるね」

と、Aを抱き上げ現地に向かう。

前に撮影で使わせていただいたって言えば貸切にしてくれて、ほんと有難いよね。

着いてすぐに椅子に座り料理を食べ始める。

A「わっ、おいしっひひっ」

嬉しそうに笑顔で食べるA

渡辺「うわっ、やばっ」

次から次にコース料理が一品ずつ運ばれてくる

この笑顔守ろう…
過去にそんな話をメンバーとしたことがあった。

忙しい、大変、仕事で寂しい思いをさせてる

でも、だからこそ、一人一人向き合うこの時間が本当に幸せで気がつけば…

A「しょっぴー…えんえん？」

俺は涙を流していた。

渡辺「大丈夫、ありがとう」

優しく頭を撫で、Aはジュース、俺はコーヒーを飲む。

渡辺「あ、A？ご飯食べたらお出かけするよ」

そう言って俺達はお店にお礼を伝え最後の目的地へとむかった。