マーガレットを君に１

＃２２ ページ22

細かく触れるだけのキスから、唇をはむっと甘噛みされたり這うように舐められる



『ふぁっ』



慣れないキスに声が出た瞬間翔太くんの舌がぬるっと口の中に入ってくる



『ん！』



翔太くんの舌が自由に私の口内を動き回る


絡みついてきてたかと思うと、舌を包み込んで吸い込まれそうになったり、もうキスだけで限界…



ゆっくり離れていく翔太くんとの間に繋がる糸を見つめる



『はぁ、』


渡「顔、えろすぎ」



シャツの中に手が入ってきて身体のラインに沿って指の腹で撫でられる


その度に身体が勝手にビクッと震える





手つきとか、舐め方とか、全てが慣れていて胸がズキっとしてしまう



渡「どした、？やめる？」



私の表情が曇ったことを察知して心配そうに覗き込んでくる翔太くん


そうだ、今は私をこんなに愛してくれてるんだ、



『ううん、やめないで、』





下がっていく翔太くんが敏感なところに向かっていくのが分かる



渡「しっかり溶かしとこうな」



溶かすって？



『ひゃ、翔太くん、そんなとこ、汚い、』


渡「汚くない、」



なにもかもが初めての感覚で頭がフワフワする



『あっ』



え！なに今の声…！


咄嗟に口を押さえた



渡「口、押さえなくていい」



そうは言われても、自分から出る声が自分じゃないみたいで恥ずかしい


できるだけ我慢をしても漏れていく声に耳を塞ぎたくなる





渡「こわい？」



首を左右に振るとおでこにキスを落とされる



渡「力、抜いてて」



言われるがまま息を吐きながら力を抜く



『ん！』



ゆっくり中に入ってくる熱いもの





渡「ん、上手」



汗でおでこに張りついた前髪を整えてくれたりちゅっちゅっとキスをしてくれる


だんだん馴染んできて違和感がなくなってきた


翔太くんと一つになれた感じがして、幸せ



渡「動くから痛かったら言って、」



動く？え、これで終わりじゃないの？


なにこれ、どうなっちゃうの、、


ゆっくりと、でも少しづつ早く動きが繰り返される



翔太くんを見上げると苦しそうな表情


手を伸ばし頬に触れると一瞬驚かれたけどすぐに優しい顔になる



『翔太くん、苦しいの、？』


渡「ううん、気持ちよすぎてやばい、」



そう言うと覆いかぶさってきて抱きしめられる



渡「、俺のが余裕ないかも、」

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