【完結】SnowMan &SixTONES×紅二点 (ページ14)

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side YUKISHIRO ページ14

メンバー全員でのバラエティ。

私を含めた末っ子組の3人がいつも通り大暴れしていて。
相変わらずこの7人の撮影はカオスになりがちだ。

「樹〜。慎太郎がいじめてくる。」

森『はあ？俺なんもしてないから。それを言ったらAだってさー。』

田『はいはい。もういいから。そろそろ休憩終わるよ。』

休憩を挟んでの2本目の撮影。こんな自由に
仕事できるのはやっぱりみんなのおかげだよな。

そんな感じで撮影を終えて楽屋に戻る。

京『思ったより早く終わったね。』

森『そしたらさー、いけるメンツでご飯行こうよ。』

その言葉に私が手を挙げる。

「いくっ。」

森『お前はもうメンバーにいれてたよ。あとは？北斗はどう？』

松『俺も行こうかな。』

ジ『珍しっ。俺も行くー。』

結局みんな行くことになって。
やっぱSixTONESって仲良し。

そう思った時、一つの画期的なアイデアが浮かんだ。

「そしたらさ、石黒ちゃんも呼ぼうよ。」

田『え？』

松『それいいね。』

京『ん？樹どうした？』

田『いや、なんでもない。』

石黒ちゃん。
その名前を出した途端に樹が分かりやすく動揺する。

ふふっ。
ここは私がチキンな樹にお膳立てをしちゃうんだなー。

田『お前わざと？』

「もちろん。仲良くなれたらいいねっ。」

小声で話してきた樹に小声で返す。
その近くで早速慎太郎が電話する。

森『出ない。スタジオ終わってるはずだからな。見てないのかな。』

ジ『そしたら直接楽屋に行く方が早くない？』

「だね。」

石黒ちゃんの楽屋に、私、慎太郎、ジェシー、
そして少し嫌がった樹を連れて向かう。

コンコンとノックするも応答はなくて。
部屋に入ったら誰もいなかった。

ジ『もう帰ったかな？』

「それはないと思う。カバンあるもん。」

綺麗な楽屋にカバンがひとつだけ置いてある。
うん、まだいるね。

森『でも不用心だな。鍵もかけずに。』

確かに。マネージャーさんもいなさそうだし、
鍵をかけないのは変だ。

田『スタジオに忘れ物でも取りに帰ったんじゃね？』

「そうかも。」

森『そしたら俺、入れ違いにならないようにここにいるわぁ。』