【完結】SnowMan &SixTONES×紅二点 (ページ30)

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side YUKISHIRO ページ30

今日は個人仕事の打ち合わせで事務所に来ていた。

お腹空いたな、、、。自販機にカップ麺売ってたよね。
そう思ってラウンジに向かう。

目『え？そうなの？雪白ちゃんが？』

目黒くんの声が聞こえてきた。
しかも私の名前が出てきたから咄嗟に隠れてしまった。

何だろう？

渡『ああ。他に言うなよ？』

目『そんなの言えないって。で、しょっぴーはどう思ったの？』

あ。告白した時の話をしてるんだ。

目黒くんと仲良しだなー。

そんなことを考えながら、よくないと分かっていても
聞き耳を立ててしまう。

渡『いや、なんというか、、、。本当に予想外で驚いたんだよね。』

目『確かに。しょっぴーと雪白ちゃんが絡んでるイメージないもん。』

渡『だろ？』

まあ、そうだよなぁ。
緊張して翔太くんとは話せなかったし。

渡『まあ、7歳下じゃん？だから妹みたいな感覚だったわけよ。』

目『うんうん。』

渡『だから戸惑ってる、、、っていうのが正直な感想。』

やっぱりそうか、、、。

私のこと恋愛対象として見てるとは
思ってなかったけど、改めて聞くと辛い。

渡『あとさ、俺、自惚れていたなーって思ったんだけど。Aって俺のこと好きだと思ってたんだよね。俺だけ呼び捨てだしさ。』

目『あー。確かに。俺もそう思ってたよ？しょっぴーといる時の石黒ちゃんが1番自然体だもん。』

渡『だよな？だから樹のことがずっと好きだったことや付き合ったことを聞いて動揺したっていうのもある。』

目『しょっぴーはさ、石黒ちゃんのこと好きなの？』

その答えを聞きたくなくて、
私はその場をダッシュで離れた。

だって、この話の流れだったら答えは一つだし。

私は妹みたいな存在で。
近くには石黒ちゃんという素敵な存在がいて。

叶うわけないもん。

とりあえず空いている部屋に飛び込み、
涙を流していた。

『あれ？雪白？』

「え？正門？びっくりしたー。」

『いや、俺のほうこそびっくりだわ。ここ、これからグループの打ち合わせで使うんやけど。』

「うわっ。そうなの？ごめん。」

涙を拭って部屋を出ようとすると、手首を掴まれた。

『そんなんで出られへんやろ。あれや、ラウンジ行こう。囲われてるところやったら大丈夫ちゃう？』

「えっ、、、。そこは。」

さっき、翔太くんと目黒くんがいたところだ。
そんなところには絶対いけない。