【完結】SnowMan &SixTONES×紅二点 (ページ34)

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★ ページ34

自宅に帰った私は、難しい顔して
ソファに座っていたらしい。

ビールを両手に持った樹くんが
心配そうな顔して私のことを見ていた。

そのまま隣の席に座り、ビールの缶を一つくれる。

田『どうかした？』

「うーん。あのね。」

私は翔太が言っていた内容を樹くんに話していく。

『は？Aが正門と付き合ってんの？』

「うん。樹くん知らなかった？」

『いや、まじで初耳。』

「今は翔太のことじゃなくて、正門くんのこと好きになったのかな？」

樹くんは持っていたビール缶を
机の上に置いて考えている。

『なんかあったのかもな。少なくとも俺は正門のことが好きだって話は知らないし、ずっとしょっぴーのことが好きだったはずだよ。』

「そう、だよね。」

『なんとなく探ってみるわ。』

そう言って頭をポンポンしてくれる樹くん。
長年の付き合いがある樹くんに任せた方が安心だ。

「ありがとう樹くん。お願いします。」

『ん。てかさー。』

「ん？どうしたの樹くん。」

『なんで俺は樹“くん“なのに、しょっぴーのことは翔太なわけ？俺彼氏なのに、、、。』

そう言って唇を尖らせてる樹くん。

「いや、、、。恥ずかしくて呼べないよ、、、。」

『ほら、呼んで？A。』

顔を両手で挟まれて
ぐいっと樹くんの方を向かされる。

このタイミングで呼び捨てはずるいよ、、、。

目の前に大好きな人の顔が見えて、
顔に熱が集中しているのが自分でも分かる。

「樹、、、くん。」

『ねぇ。ダメだって。言うまでこのままだよ？』

「、、、樹？」

『なんで疑問系？』

「、、、樹。」

『もう一回。』

「じゅ、、、んっ。」

樹。と言おうとしたけど、
唇を深く塞がれて言うことはできなくて。

そのまま2人ソファに沈み込んだ。