【完結】SnowMan &SixTONES×紅二点 (ページ7)

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「よくお分かりで。全く進展ない。もぉぉぉー。」

ビールを飲み干した私に、
健人くんが追加のお酒を頼んでくれる。

重『ほんまに拗らせすぎやん。片想い歴長いんちゃう？』

中『ほんとそれ。俺と付き合ってる時もずっと樹が好きだったもんね。』

岩『少なくとも、SnowMan結成の頃からだよね。』

「もう10年は経ちます。」

ここのメンバーと仲良くなったのは、
映画の撮影がきっかけだった。

あの頃はSnowManのメンバーと
少し仲良くなり始めた頃で。

事務所の中の唯一の女性アイドルってことで
風当たりが強い中、健人くんとしげくんは
よく面倒を見てくれた。

それからここの4人ではよく食事に行くようになって。
仲の良い友人として関係を築いていた。

その後、少し関係に変化があったのは、
雪白ちゃんがSixTONESに加入してしばらく経った頃。

雪白ちゃんが樹くんと仲良くなるのに比例して
どんどんしんどくなってきて。

もうこの感情を持っているのが辛いと思った時に、
健人くんから恋人にならないかと提案された。

樹くんを忘れるにはいいのかもしれない。
健人くんは私の想いも知った上で、
恋人関係になることを望んでくれた。

それから約一年、付き合ったけども、
結局樹くんを忘れることなんかできなくて。

だんだんと健人くんにも罪悪感を抱いてしまい、
その関係に終止符を打った。

本来なら気まずくなるであろう関係も、
健人くんが大人であったこと。

照くんやしげくんが変わらず受け入れてくれたから、
今日まで仲の良い友人として過ごすことができている。

中『長いなぁ。』

重『さっさと告白したらえーやん。やって、雪白さんと付き合ってるわけではないんやろ？』

「そうだけど、、、。」

岩『まあ、あれだけ2人仲良しだったら、なかなかその中には入っていけねーよな。』