【完結】SnowMan &SixTONES×紅二点 (ページ8)

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★ ページ8

そうなのだ。私は2人の関係を見ながら、
突っ込んでいく勇気はない。

「どうしたらいい？」

中『樹なぁ。俺そこまで仲良くないから。』

重『同期やのになぁ。』

岩『そしたらさ、翔太に聞いたらいいじゃん。A、翔太とめっちゃ仲良いし。』

照くんの言葉に
しげくんも健人くんもそうじゃんって顔をする。

中『なべしょがいるじゃん。樹のマブダチの。』

重『ほんまやん。』

「ぜっっったいに嫌だ。翔太にからかわれるのが目に見えてる。」

首を全力で振ると、みんなが笑ってる。

中『確かに、その姿は想像できる。』

重『翔太すごそうやもんな。しかも、バレそう。』

岩『確かに。てかさ、なんで翔太だけ翔太って呼ぶの？Aって後輩もだけど絶対敬称つけるじゃん。』

「あーそれか。」

これだけ仲良しなのに、この話したことなかったか。

「実はね、幼馴染に渡辺翔太って同姓同名の子がいて。その子のことなべしょってずっと呼んでたの。あと、小学校の仲良し同級生に真鍋って子がいて。その子はなべって呼んでたのね。それから従兄弟に翔太っていてさ。その人のことは翔太くんって呼んでて。」

岩『あー、つまり翔太は翔太って呼ぶしかなかったってこと？』

「そういうこと。」

他の人と被らないように、
区別つけるために呼ぶようにした結果、
翔太だけ翔太って呼ぶことになったんだよね。

本人も別に嫌がってないしってことで
今日まできている。

重『そうやったんや。知らんかったわ。』

「まあ、あんまり話す機会がないからね。」

中『にしてもすごい偶然。おもしろいね。』

「でしょ。まあ、私の話はいいから、健人くんの彼女の話でも聞かせてよ。」

それからはお互いの近況を話しながら、
夜遅くまでみんなで楽しく過ごしていた。