【完結】SnowMan &SixTONES×紅二点 (ページ10)

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⭐︎ ページ10

西『当たって砕けるっていうのも大事よ？』

永『もしダメだったら、慰めてやるよ。正門が。』

正『俺かよ。』

「そうだね。」

結局朝方までみんなで飲んでカラオケ行って。

デンモクを見ながら曲選びをしていたら、
隣に正門が座ってきた。

正『あの話、俺結構本気やで。』

「あの話？」

正『うん。もし振られたら、ちゃんと言ってこいよ？慰めるから。』

そう言った正門の顔は真剣そのもので。

「うん。本当に近々お世話になるかもしれない。その時はよろしくね。」

正『おう。』

それから恋愛ソングを入れまくって、
朝日が昇るまでみんなで騒ぎ続けた。

「頭いたぁぁい。」

京本『また朝まで飲んでたの？』

高地『お前いくら最年少だからってさー。もう20歳超えてるんだからやめろよー。』

「ダディよりはかなり若いもん。まだ大丈夫。」

高『お前なぁ。』

高地の小言がたくさん聞こえてくるけど
右から左へ受け流す。

これはいつものこと。

最年少である私のことを
よく高地やきょもが注意してくる。

もう、ほんとうるさい。
けど、気にかけてもらえるだけ幸せなんだよな、、、。

田中『ふぁぁぁ。』

高『お前もかっ。樹。』

田『俺は荒野行動やりすぎただけー。』

ねみぃ、と言って私の膝を枕にする樹。

「重たいんですけどー。」

田『柔らかいから寝心地いいんだよなー。』

誰がデブだよ。
まあ、決して細くはないけど。

目指すは磯山さやかさんなんだから。
樹の好みは知ってるから、
ちょっと悪意があるのは知ってる。

石黒『あっ、、、。SixTONESのみんながここにいるって聞いて、、、。』

ドアをノックした音が聞こえ、
そのあと石黒ちゃんが顔を出した。

松村『あれ？今日1人？』

石『うん。映画の番宣の撮影があって。』

ジェシー『バラエティ？』

石『そう。苦手だから緊張しちゃうな。』

そう言って眉毛を少し下げた姿は、
普段のかっこいい石黒ちゃんではなく、
かなり可愛らしい。